学会について

比較臨床心理学会の設立趣旨、研究領域、組織概要を紹介します。

設立趣旨

現代社会において、人のこころは、個人の内面だけでなく、社会、文化、歴史、制度、対人関係など、多様な文脈の中で形成され、理解されます。グローバル化の進展により、異なる文化的・社会的背景をもつ人々が共に生きる多文化社会が広がる中で、心理的理解と支援のあり方にも新たな視点と方法が求められています。

本学会は、比較臨床心理学の視点に基づき、臨床心理学に関わる理論、実践、心理支援、心理療法、専門職制度、教育・訓練、倫理を比較検討し、その共通性と差異を明らかにすることを目的として設立されました。

理論的知見と実践的経験の往還を通じて、臨床心理学の普遍性と多様性を探究し、研究者と実践者の協働ならびに国際的な学術交流を推進します。

比較臨床心理学とは

比較臨床心理学とは、異なる文化的・社会的・歴史的文脈の中で形成されてきた臨床心理学の理論、実践、専門職制度、倫理を比較検討し、心理支援における普遍性と文化固有性を明らかにする学際的領域です。

本領域では、「心理的問題とは何か」「援助とは何を意味するのか」「治療関係はいかに構築されるのか」といった臨床心理学の基本的問いを、文化横断的な視点から再検討します。

組織概要

組織名比較臨床心理学会
英語名称The Society for Comparative Clinical Psychology
会長望月 宇(博士・心理学・九州大学)
設立日2015年5月8日
連絡先[email protected]
事務局東京都北区堀船2-1-11 東京福祉大学王子キャンパス 望月宇研究室内